ストレングス・ファインダー2.0 -GallopのStrength Finderでまず自分の才能と特徴を知る。


Jubilant people

 

今の職務、ビジネスが果たして自分に本当に合っているのかどうか?

 

働いている人なら一度は迷ったことがあるのではないでしょうか。

私がとっても大事にしている指標が一つだけあるとしたら・・・

 

「ワクワクするような高揚感があるかどうか」

もっと言うと、

「いつまでやっていても飽きない」

こともあります。

 

私の場合は、幸いにもキャリアの割と初期のころに出会ったマーケティングがまさにピッタリだと自分では思っています。

今はテクノロジーの進化とともに、学ぶことや試したいことは尽きず・・・

そしていろんなことを試した後に結果が出た時の達成感というのがとても好きです。

 

でも、「ワクワク」「飽きない」ではあまりにも直感的過ぎるので、何か確信が欲しい方に、そしてもっと自分の才能や得意なところを活かした仕事をするためにお薦めしたい本があります。

 

ずっと以前に会社で企画してくれたリーダーシップトレーニングの時にいただいた本があります。

その時にもアセスメントをしたはずですが、レポートはどこかへいってしまったので、もう一度やってみることに。

そして、ありがたいことに日本語版が出ていました。

 

「さあ、才能に目覚めよう ストレングス・ファインダー2.0」 

トム・ラス著  日本経済新聞出版社

 

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巻末に1回のみ有効のコードがついているので、まずはギャラップ・ストレングスファインダーセンターのウェブサイトにアクセスし、コードを入れます。

そして、20-30分ほどのまとまった時間をとって各質問に対して、直感的に自分に最も合っていると思うところにチェックしていきます。

全部で34ある資質の中から、その人が持っているTOP5の資質を抽出してくれます。

それだけではなく、行動のアイディアや、その資質を持った人との付き合い方なども解説されているので理解が更に深まります。

 

研究、企業研修、1800万人の人々の利用によるデータの価値

1998年にドナルド・O・クリフトン博士によって生み出され、ホームページによれば世界中で1800万人以上の人々が利用しているストレングス・ファインダーは、私が過去に受けたように世界中の会社の研修などでも多用されているようです。

世界各国のビジネスパーソンの考え方の傾向、資質のデータが蓄積されている訳ですからとても貴重なデータです。

成功している人の傾向なども把握しているに違いありません。

ではそのデータをすごいなあ・・・と眺めているだけではなく、自分の役に立てるのにはどうしたら良いのでしょう?

 

努力すれば何でも出来る!の間違い

幼い頃の夢・・

バレリーナになりたい

野球選手になりたい

お医者さんになりたい

 

それは訓練すれば、勉強すれば、そこそこまでは行く可能性はあります。

が、そもそもの資質に全く合わないことだったとしたら・・・?

 

人と話すのが本当に嫌いなのに、セールスの仕事を訓練してもいい成績を残せるようになるでしょうか?

それよりは、リサーチなどが好きであれば研究所などの方が得意を活かせるに違いありません。

 

自分のことは分かっているようで、客観的になかなか見れないもの。

このストレングス・ファインダーで冷静に診断してもらうと・・・

私はすっごく当たっていたと思います。

そしてマーケティング&セールス実務にも必要な要素がいくつも入っていたのでホッとしました。(笑)

さらにホームページからは、有料で追加のテストも受けてみることが出来るのでさらに深堀りしてみたい人にもいいですね!(ただし、すべて英語です。)

強みが分かることで、もっと伸ばすべきところ、もっと行動した方がいいこと、気を付けたい事が明確になります。

弱みの克服よりも、強みを伸ばす方が効率も良いのではないでしょうか。

 

変えられるのはあなた自身とあなたの未来

 

最近、尊敬する方がFacebookで仰っていて深くうなずいた言葉です。

会社でのコミュニケーション、家族関係、友人関係・・・いろんなシーンが日常にはあり、嬉しいことも、腹の立つことも、悔しいこともいろいろありますよね。

 

でもそれぞれに人は誰も完璧ではない、自分も完璧ではない。

相手は変えられないけれど、自分は変われるし、未来も変えられる。

 

生きていく幸せというのは、いろんな関係性を持ってこそ嬉しさが倍増するもの。

本来ならば、元気で生きているだけで儲けもん。

モノが食べられること、水が飲めること、時々好きな場所へ旅行出来たりすること、家族がいること、そんな小さな日常に感謝しながら、まずは自分の周りを、お互いに思いやりを持った場にすることが出来れば、もっといい社会になるのでは?と思います。

 

自分自身がもっと自分らしく生きるために。

強みの発見をしてみませんか?