ニューノーマル時代の二拠点生活を考え始めた


コロナで考え直す暮らし方

今年になってから、コロナの影響で世界中の人がライフスタイルの変化を余儀なくされています。最初はここまで大きな影響を与える事態になるとは予想もしなかったし、旅行が自由にできなくなる時代がくるなんて想像もせず・・・

私の場合は4月からはほぼ100%リモートワーク。夏頃には少し会社に戻ったものの、基本は自宅で仕事です。夫も自宅ワークなので生活が単調になり、都会に住んでいる意味がよくわからなくなってきました。 

人生で本当に欲しいものや必要なことってなんだろう?

そう考えた時に、大切な人と笑って暮らすことと自然とともに暮らすことがまず思い浮かびました。

ガーデニング好きなので、今も少しはプランターで植物を育てているものの、ガーデンテーブルでお茶をする、などという広さはありません。コロナの影響があってから、テラスやお庭の重要性が高まってきている・・・でも今の家ではどうしようもない。。。

どこかに別荘を持って二拠点生活がしたい・・・そんなことを夢見ながら8月下旬、1週間の休みをとって八ヶ岳山麓に滞在しました。 

ご縁で言えば、軽井沢のほうが地理感があったけれど、しばらく空けた場合の湿気などが気になったのと、アウトレットもあり道路が混むこと、そして高級感があるので高いことから候補から外し、数人の友人たちがすでに別荘を持っていたり、将来持つ予定があったりする八ヶ岳周辺を探してみることにしました。

不動産プチバブル状態だった・・・

中古物件を事前にいろいろとインターネットで調べていたものの、なかなかピンとくるものがなく、とりあえずこれはどうかな?という物件をいくつかピックアップしてアポイントを入れました。

そして、一番気に入っていて予算的にもちょうど良い感じのスウェーデンハウスは私たちが見に行く予定だった前日午後、現金で買いに来たお客様に買われてしまい・・・、そしてネットではなかなかしっかりして良さそうだった中古物件は修復しなければならない箇所が多過ぎて問題外。

聞けば、コロナが発生してから需要が急増しているらしく、関東からはもちろん、名古屋、大阪からも別荘地を求めてくる人が本当に多くなったそう。

意気消沈しながらも、気持ちを切り替えて今度は土地を探すことに専念し始めました。寒冷地に家を建てるのは結構高いと聞いてはいたので、土地はなるべく安く済まさないといけません。

いい「気」を感じる土地

そして滞在中に幸せなことに、そこに立った時にとてもいいバイブを感じる土地に出会うことができました。

ちょうど、訪れた時には遠くにアルプスのてっぺんが少しだけ見えて、この景色を二階から見てみたいな、と思いました。

そして、東京では考えられないほどの広さ・・・!

オーナー様が売る前に木の伐採を済ませてくれていたので、そのコストもかからないという理想的な条件です。

実際に購入を決めると、建ぺい率、容積率以外にも、所有地の境界線から5mは離して家を建てること、などの条例があることがわかり、多少制限がある中ではありますが、夫婦二人で住むには十分な広さを確保できそう、ということで決定しました。

これから約1年間、標高1300mの天候条件に耐え得る、しかしながら自然とともに生活することができる家つくりが始まります。