猛暑の続く東京から9時間半、
10度から15度くらいの世界へやってきました!
寒いのは嫌いですが、今のヘルシンキは涼しくてとても気持ちいいです。
6ー7月は白夜のようですけれど、
今は夜9時半くらいにようやく暗くなって、
朝は6時前の日の出くらいでしょうか
早速向かったのは、国立近代美術館キアズマ(KIASMA)。
美大の学生の学園祭を見ているような、
エッジが効いている作品が多く、
建物の構造も北欧らしくシンプルで空間の使い方が面白い美術館です。
一番最初に入った部屋で、とっても気に入った展示がこれ。
写真では表現出来ませんが、実は馬の目はパチパチ、ウインクしてます
こうやって美術館で写真を自由に撮らせてくれるのもおおらかです。
沢山いろんな種類のデザインや色を見れば、
また新しいアイディアが生まれたり発想の転換が出来るはず、というのが今回の旅の目的。
美大を目指す娘も初日から大興奮。
この展示の手前には、何故か猟銃がセットされていました。 ガラス瓶は標的・・?
格好は結構激しいけれど、
笑顔がとても可愛くて応援したくなってしまいます。
美術館のまわりに、長蛇の列の人だかりが出来ていて、
何か有名人でもいるのかと思っていたら、
なんと白い箱の何十メートルにも及ぶドミノ倒しを
TVカメラが追っかける、というシーンでした。
それを待って真面目に並んでいる国民性も
なんだかのんびりしていて微笑ましい感じで、
東京ってなんか焦ってるよね、いつも。と思ってしまいました。
8時を過ぎてもまだ皆さん食前酒を楽しむ雰囲気で、
のんびり座り込む地元っ子も多いです。
街中に美味しそうなサンドイッチを売るカフェも多そうだし、
また明日からの待ち歩きも楽しみです