イタリア・ミラノの新年セールはいつから始まる?ヨーロッパ年末年始ショッピング事情③<ミラノ編>


ミラノの新年セール事情

ヨーロッパ年末年始ショッピング事情<ヴェネチア編>でも書いたように、クリスマスが過ぎればヨーロッパではセール!と思い込んで到着したミラノ・・・。

何か様子が違う!

そういえば、年末のクリスマスパーティで出会った熟年男性でイタリアでデザイングッズを仕入れている人が年明けてから云々・・・と仰っていたような気もする。。。

DUOMOチケットオフィス側

 

ミラノに訪れたのは、「最後の晩餐」を見る事と、久しぶりに「DUOMO」に上りたい!し、イタリアが初めての夫にホンモノのイタリア料理を味わってもらいたいと思ったから。

そして、ヴェネチアへのゲートウェイとしてミラノを選んだのでした。

でもセールはあったほうがラッキー!ですよね♥

 

さて、知り合いのお嬢さんから、セールが1月5日からスタート、という情報を得て、帰国日1日前はショッピングの日!!

と思っていたのですが、問題は帰国時のスーツケースの重量・・・。

 

主人も意外に最初から多くの洋服を持っていくタイプなので、私達は旅行には必ず小さなスケール(計り)を持ち歩きます。

空港でバタバタせずに済むように、制限重量内に収めて、二人ともそれぞれ小さな機内持ち込みスーツケースに重めのものを入れて工夫します。

荷物を一旦図り、うーーん、あと何か買ったとしても5キロ以内かな、という目安。

エスプレッソを入れるコーヒーメーカーも欲しいし・・・。

さてさて・・

 

私が今回訪れた範囲と知人からの一押し!だけど今回行けなかった場所をご紹介します。

 

一流デパート、ラ・リナシェンテ

ミラノと言えばやはり有名デパート、リナシェンテは外せません。

デゥオーモの目の前にあるので見逃しようがありません。

クリスマス時に混雑ぶりを知った私は、朝いちばんに行ってみました。

このデパート、クラッシックでもあるのですが、エスカレーターが狭くて大勢の人がひしめき合い・・ちょっとつらい!

 

朝いちばんだと人も少なくて快適にみれました。

地下のデザイングッズのフロアは楽しいですね。ステーショナリー、おしゃれなプレートなどのキッチン用品、トラベルグッズなどが並んでいます。

女性、紳士ものは基本高級品ばかりなので、私は最上階でちょっと一休み。

隣にそびえるDUOMOを真横に見る事が出来るレストランもありますし、気軽にカフェで一休みもOKです。

DETOXウォーター、というミントなどがたくさん入ったものを買ってリフレッシュです。

このフロアにはデザイン性の高いチョコレートやお土産ものもそろっています。

 

ディエチ・コルソ・コモ

ディエチコルソコモ

ミラノが流行の発信地であることを再認識するお店。

セレクトショップで有名なディエチ・コルソ・コモは、美術館的に楽しむには目の保養になりました。(笑)

デザインが際立ち過ぎて、価格も高く普通には着づらい洋服や靴も多く・・・

ファッション業界、デザイン業界の人には楽しいものが多いと思います。

ディエチコルソコモ

 

カラフルで上質なステーショナリーはFABRIANO

 

FABRIANOミラノステーショナリー

 

 

とても満足したステーショナリーの専門店がFABRIANO。

色とりどりの高品質なノート達や、ダイアリー、ペンケースやブリーフケースなど、上質な革製品も多くて楽しいお買い物でした。

2018年のダイアリーはイタリアで購入しようと思っていました。

リナシェンテの地下のステーショナリ―コーナーにあった、日本で見かけないタイプのLettsのダイアリーにしようかなあ、と思っていたのですが、結局FABRIANOで小ぶりの革カバーのついたレフィル式のものに決定。

革の匂いが上質過ぎて、手帳を手にするたびについ匂いを嗅いでしまいます。(笑)

しかもセール価格とTax Refundあり!

色とりどりの普通のノートも3ユーロくらいからあり、意外とリーズナブルです。

FABRIANOミラノ文房具

FABRIANO

1号線CAIROLIから徒歩10分

Via Ponte Vetero 17

 

 

ミラネーゼなら必ず1点は持っている革バッグ!?VALEXTRA

 

オシャレなミラネーゼやマダムが1点は持っていると聞いていたお店がVALEXTRA(ヴァレクストラ)

1937年創業の高級革製品ブランドなんですね。

地図を見ながら「見つけた!」と思ったらなんと改装中で、2018年1月18日からオープン、と書いてあります。

残念、引き返そう、と思ったところ、寒そうに黒いロングコートを着て外に立っている若者の男性が、

「VALEXTRAに来られましたか? 仮店舗が1階にありますので良かったらどうぞ。」と。

上質なお店は、外に立たせるスタッフもおしゃれで丁寧♥

 

ちなみに、ヨーロッパでは、地上階は0階、日本でいう2階が1階です。

仮店舗を覗いてみると、陽気な女性の店員さん達が「ボンジョールノ!マダム!」と迎えてくれました。

高級ブランドなのに、店員さんはとっても気さく。

ショールームを眺めるといろんな色の上質なクラッチバッグや旅行用のカバン、財布などが並んでいて、ミラネーゼが1点は持ちたい、という事に納得です。

中でも気に入ったのは「テラコッタ」色の書類バッグ・・・♥

でも大きいので高いだろうな~、と思いつつ、

小ぶりのクラッチバッグの値段を一応聞いてみると980ユーロ!

今現在1ユーロ135円を超えているので、ちょっと辛い感じですね。(笑)

でも、ちょっとリサーチしてみると日本で買うとしたら20万円以上する感じなのでミラノで買えば少し安く買える、というところでしょう。

という訳で、テラコッタのバッグの値段は敢えて聞きませんでした~。

 

日本でも伊勢丹に入っているのよ!ぜひ行ってみて、ということなので、今度興味本位ですが覗いてみたいと思います。

 

 

デザイン性の高いインテリアやアクセサリーなどがお好きな方へーENTRATALIBERA

 

家具インテリアの見本市、ミラノサローネで展示されるようなデザイン性のすぐれたインテリアなどが見られるショールーム的空間。

ENTRATALIBERAは、ちょっと中心から外れた場所にあるので、わざわざ行く、という感じになってしまいますが・・。

営業時間をしっかり調べてから行ってくださいね!

メインは家具だけど、小さなアクセサリーなども扱っているので面白いです。

CORSI Designのジュエリーの色がとてもステキ♪

 

ミラノアクセサリー

 

PRADA財団の複合施設

比較的新しく注目されているのはPRADA財団のアート複合施設です。

Largo Isarco 2
20139 Milano

Home

ミラノの中心部から南へ車で20分ほどという場所にあります。

1910年代に建てられた蒸留所を改築したもので、古い建築を保存しながら新しく創造していくことをコンセプトとしているといいます。

今回訪れることはできませんでしたが、アート好きの人からは「絶対に行くべき」と太鼓判です。

 

 

ミラノの地下鉄チケット、24時間券や48時間券が便利で安い!

 

ミラノの地下鉄はとーっても便利。

お買い物に、観光に、時間を有効に使うには地下鉄は必須です。

同じチケットでバスも乗れますが、ちょっと敷居が高いかもしれません。

 

ミラノ地下鉄マップ

 

中心にあるDUOMOを拠点にいろいろ歩くと面白いですが、疲れたら一駅でも二駅でも地下鉄に乗車。

そしてお薦めはいちいち切符をコインで買うよりも、ミラノの地下鉄近くのキオスクか地下鉄発券ブースで購入できる24時間券(1日券)や48時間券(2日券)です。

 

Tickets & fares public transport in Milan

  • A single journey costs 1.50 € and is valid for 90 minutes. (片道1.5ユーロ、90分間有効)
  • 24-hour day ticket: 4,50 € (24時間券 4.5ユーロ)
  • 48-hour ticket: 8,25 € (48時間券 8.25ユーロ)

購入して最初に入った時の時間からきっちり24時間、48時間まで使いたい放題です。

ホテルの場所は、やはりDUOMOの駅に乗り入れている赤いM1(1番線)か黄色のM3(3番線)が便利かもしれません。

 

 

アムステルダム ~ ヴェネチア ~ ミラノ お買い物編まとめ

一般観光客としてのお買い物対決をするとしたら、今回の旅ではアムステルダムのほうがお買い物しやすかったです。

もちろん、イタリアは今回旅の後半だったので、すでにショッピング意欲が薄れていたことも否めませんが・・・(笑)

とはいえ、ヴェネチアのガラスはもとより、紙製品、タペストリー、レース、木の絵付けトレー、仮面などの手工芸品はどれもこれも見ているだけでも楽しく、心惹かれるものがありました。

そしてミラノでは最先端のデザイン性のあるモノたちで目が肥やされました。

新しいものを見る、発見する、そして何かに気付く。

これがまた旅の醍醐味でもあります。

 

SPIGA通りミラノ

 

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