八ヶ岳でサステナブルな生活を考える


仕事上でも、サステナブル、ESG、環境問題等の言葉を聞かない日はない感じになってきました。

会社のボランティア活動の担当も「環境問題チーム」なので、チームメンバーのみなさんから、いろんなアイディアをいただきます。

また、NHKで長年気候変動に関する番組作りを精力的に行ってきた堅達京子さんは地元の友人でもあり、彼女からも色々な刺激を受けます。

最近彼女が出版した本は『辰炭素革命への挑戦』です。本の隅々から彼女のパッションを、公共放送に関わる人としての責任感を感じます。

八ヶ岳での生活で、より「サステナブルな生活」を意識

東京で生活していると、何かしら消費が多くなります。それは、魅力的なお店が通勤途中にあることや、なんだか疲れた時のリフレッシュが、どうしても街に出かけたり、カフェでお茶をしたりになることもあるかと。

それはそれで好きなのですが、続くとそれもリフレッシュにならず、出費ばかりが気になるように・・・。

八ヶ岳に戻ると、生活必需品のために通うのはもっぱらスーパーとホームセンター。最も贅沢をするのはガーデニングのための苗を買うことくらいでしょうか。笑

夜の車の運転があまり好きではないので、必然的に外食も減ります。

また長野県では、少なくとも私の生活圏では、市町村指定の燃えるゴミ袋が決まっており、それを購入しなければなりません。

当然、分別もかなり細かく行われているので、家庭でゴミが出た時から、捨てやすいように分けておきます。そうするうちに、「なるべくゴミは減らしたい」という気持ちにもつながり、好循環が生まれる気がします。

春先からはコンポストに挑戦するつもり♫ 自然に任せておけば、ある程度良い肥料ができるはずで、草が伸び放題だったところを見ると、人工的な肥料はまったく要らないのではないかと思っています。 あ・・・それに鹿さんの落とし物がかなり良い肥料になっているのでは?と思います。

日中のお日様を受けて、部屋が夕方まで暖かい

高断熱、高気密で作った家は冬でも暖かく過ごせますよ、と聞いてはいましたが、早朝や夜に氷点下になる日でも、晴れていれば、日中のお日様の光を大きな窓で受け止め、部屋中が暖かく。

12月になっても、日中は仕事中の足元を少し温めるくらいで結構十分でした。

建築にコスト高にはなる高断熱、高機密の家ですが、長い目で見ると、お財布にも地球にも優しいといえます。


ご近所の距離が都会より近い不思議

都会の家やマンションは、隣の人のこともあまり知らない、ということがあります。下手すると挨拶もしないとか・・・

八ヶ岳の別荘地は、それぞれの家の距離は十分に離れているものの、いつも出会う人たちがだんだん分かってくると、ご挨拶はもちろん、雑談も。

そして、何か頂き物や作りすぎたものがあれば、分け合ったり、また植物や木々の育て方を以前から住んでいる人から教えていただいたり。

だけど、みなさん基本的に関東から別荘として来ている方が多いので、干渉し過ぎることもなく、至ってスマートです。

この土地を決めた2020年の夏、原村の阿Qという一棟貸しのキャビンをお借りして、1週間滞在させていただいたのですが、そのオーナーご夫妻とまたお目にかかりたくてメールでやり取りをしていたら、こんな素敵な新築お祝いをいただきました💓

わざわざ山を降りてスーパーに行くので、買いだめる

食料品のお買い物は、平均すると週2回くらいでしょうか。

わざわざ15分ほど車を走らせて山を降りなければスーパーがないので、その時にある程度買いだめします。

夏になると、もっと近いところに、トマトやとうもろこし、ちょっとした野菜を売ってくれるお店が出現するので、もっと便利。

常食のパンは、いくつか美味しいお店を発見したので色々楽しんでいます。そして、お気に入りの一つのカントリーキッチンは近隣なので、気軽にいけます。ここの紅玉のアップルパイは最高です💛

なるべくある食材で済ませようと工夫するので、これもなかなか良い習慣です。今まで自分がどれだけ都会の便利さにスポイルされていたかを実感。

それと、お野菜がとても新鮮でしっかりしているので、都会で買うよりも同じ値段でも量を多く買えますね。

そういえば、100円をチャリンと入れて野沢菜を購入したのですが・・束の大きさにびっくり。そしてそれで野沢菜漬けにしたものの、食べきれないくらい出来てしまいました。これは上達したら、絶対ご近所に配る量です。笑

外国人の夫は何かと肉を欲しがりますが・・・私一人の時は、野沢菜、納豆、豆腐とかほんの少しの魚とかあれば結構満足。

まだまだ、「なんとなく、八ヶ岳ではよりサステナブルな暮らし方ができそうだ」という感触だけなのですが、来年は具体的な実践をしていけると良いな、と考えているところです。