健康だけが取り柄だと思ってたあの時<回想①~2008年秋>


oregano

小さい頃から陸上部やテニス部など運動部に入り、

バレエを何年も続け、

いつも友達から「姿勢がいいね!」

とほめられていた私は、

健康とバイタリティーだけが取り柄 とずっと思っていました。

ある年、仕事上のストレスがキツいなぁ、と思っていた頃、
 
健康診断で要精密検査と言われ、
 
何か婦人系の嚢腫でも?といぶかりながら
 
某市立病院へ。
 
hospital
 
30代くらいの男性医師の最初の診断は
 
「もう少し様子を見ないと分かりませんから、4か月後くらいにまた来てください。」
 
私はとても不安になり
 
「そんなに後でもいいんでしょうか?」
 
先生曰く
 
「じゃ、3か月後にしましょうか?」
 
言われた通り、3か月後に病院へ行くと
 
その医師はあまりに大きく肥大した卵巣に驚愕、混乱。
 
診断は「おそらく悪性」
 
混乱とイライラが声に出ていて、
 
看護師にも怒鳴りつけながら手術の空いている日を確認する医師。
 
誰だよ~、4か月後でいいでしょう、なんて言ったの!
 
あれは2009年2月だったけれど手術出来るのは4月に入ってからだと
 
その医師が言うので、もー、私切れました。
 
「自分の命を懸けて、そんなに待てません。」
 
医師は・・・
 
「他の患者さんも皆、待ってるんですよ!」
 
絶句。
 
青天の霹靂でした。
 
 
急に降ってきた災い。
 
どうやって対処するべきか、頭がグルグルしながらも
 
親に電話しながら「がんばるから、あまり落ち込まないで」
 
などと言っていたことを思い出します。
 
 
どーしようもない医師に当たってしまって、この後どうしようかと思っていたとき
 
この後・・・
 
人との出会いで助けられることになります。
 
 
人とのご縁を大切にしてきたからこそ、こんな時に神様が助けてくれたのだと思います。
 
ガンという病気は、大切なことへの気付き、感謝、
 
そして切り捨てるモノを教えてくれる・・・。
 
人生の大事な転機となった癌。
 
今、突然の癌の告知にうろたえている人がいたら、
 
このブログで何か、そのような人の心に少しでも届くことがあったら
 
私も誰かのお役に立てるかも・・・
 
そんなことを想いながら、少しずつ回想していこうと思います。
 
 

応援ポチっとお願いします♪

人気ブログランキングへ

Leave a comment