マルキリガラ石窟寺院 (Mulgirigala Raja Maha Vihara)~スリランカのRock Templeで祈祷していただきました。


スリランカ Rock Temple Tangalle

スリランカといえば世界遺産、国の遺産の多い国

最近、ジャーナリストの友人達が立て続けにスリランカで取材などをしてベタ褒めしているのを見ていて、なんとなく素朴そうでいいなあ、と思って決めた今回の休暇。

前職で、スリランカ観光局の人が一緒にプロモーションを、ということで打ち合わせをした時があって、その時に初めて世界遺産は多いし、茶畑、サファリ、いろいろな魅力がある国なんだということを知りました。

そして、女友達が行く目的は、アーユルヴェーダやヨガ、身体のリセットだったりもします。

そろそろ疲れてきたし、身体をデトックスしてゆっくりするのもいいか・・・ということで、あまり観光のことは考えておらず、直前になって調べ始めた次第・・・

 

思ったよりも大きい島国だった・・・!

スリランカ観光地図

※地図は下記サイトより引用。PDFでDownload出来るようでいいですね♪

http://www.maps-of-the-world.net/maps-of-asia/maps-of-sri-lanka/

 

スリランカ観光と言えば、必ず旅程に入る世界遺産の「シーギリヤ・ロック」

なんだか登るとご利益ありそうで、興味はあったのですが、良く見たら島の南端に滞在する私達にはかなり遠くて無理!

 

ホテル到着翌日、滞在中ずっとコンシェルジュ的な役割をしてくれたレセプションのKaviさんに、「遺産になっているような場所に行きたい!」とお願いして教えていただいたのが、Rock Temple。

ちなみに私達が滞在したのはTangalleという南端の小さな街のリゾートホテル。そこから30~40分ほどの距離にあります。

 

Rock Templeと呼ばれるマルキリガラ石窟寺院 (Mulgirigala Raja Maha Vihara)へ

入口付近でワゴンで商売をしているおじいさんからとりあえずペットボトルの水を買って出陣。

いきなりサルに遭遇します。

そう、ここはお猿さんが自由奔放に暮らしている場所でもあります。

このRock Templeと言われる場所は、2000年前に原形があったということなので、ミステリアスな感じさえします。

 

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500段以上、修行のような階段を登る。

最初はなだらかな坂と階段から・・・ 足の悪そうな現地のおじいさんが杖で降りてくる様子が。。

あのおじいさんは上まで上がったんだろうか?

ガイド兼運転手さんと夫と私、運転手くんはいつも登っているらしく、涼しい顔をして登っていきます。

 

Rock temple階段

 

これは、昔の階段。雨の後だったので、ちょっと危険。

私達はもう少し整備された階段を利用しました。

 

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Bodhi Treeブッダが啓示を受けた木

ゴーダマ・ブッダがこの木(Bodhi Tree)の下で啓示を受けたと言われています。

花は赤に近いピンク色で、とてもいい香りがします。

 

ところどころにSleeping Buddhaが祀られている

長い階段を1段階上ると、そこには小さなお堂の入り口があり、そこには寝仏が祀られています。

その壁、天井にかかれた壁画は18世紀くらいのものだとか。

寝仏スリランカ

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スリランカでお寺の内部を見学するときのエチケット

参拝するときのエチケットですが、スリランカの寺院では、お堂で参拝するときには必ず履物を脱いで裸足になります。

帽子もとらなくてはなりません。

女性も男性も肌の露出は少なめに・・・ とはいえ、タイやカンボジアよりは洋服そのものは厳しくない感じがしました。

ガイドなしで歩いている外国人カップルが、履物を脱ぐのを知らずにそのまま入っていって、現地の人が白い眼で見ている場面も・・

英語の案内などがないので、なかなか分からなかったかもしれません。

あと、ブッダに背を向けるのもNGです。

だからブッダを背後にセルフィーとかはもってのほかなのです。

 

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中にはヒンズー教の影響を受けたようなこんな神の絵も。

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地元の人達は、丸いお堂のような所で、周囲を3回まわってお祈りする

 

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ぜいぜい言いながら、やっと半分・・・との時の写真が上のものです。(笑)

かなり暑かったので、私も汗だく・・

暑いので出来れば夕方、陽が沈むのを見る時間帯がベストだと言われたのですが、モンスーンシーズンは夕方は不安定で、夕方になると雨が降り出すことが多く、やむなく午前中にしました。

その場合でも、早めの出発がお薦めです。

そしてやっとてっぺんに到着!

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こーんな感じでジャングルが広がっています。

ちょっとジャングルに入り込んでみたい・・・

 

途中、何か所かにこのような丸いお堂があるのですが、地元の人たちはこころ時計回りに3回まわってからお祈りしていました。

 

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頂上のお堂では、年を取った僧侶がいて、外国人の私にも「こちらへ来なさい」と言って祈祷をしてくれました。

お祈りの最後に「Buddha blessed you.」と言って白いヒモと赤と黄色の飾りのついたヒモを右手にくくりつけてくれました。

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地元の人達は、この白いヒモは自然に取れるまでずっと身に着けておくそうです。

とても暑くて厳しい階段でしたが、とても清々しい気持ちになりました。

日本にいると、正直あまり宗教のことなど考えないのですが、スリランカへきてブッダの教えが少しすんなり入ってきたような気がしています。

また続きは次回に~♡

 

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